おうちの床材は
「無垢フローリング」と「複合フローリング」は
どちらがよいですか?
無垢とは、どこまでけずっても『木』
天然木から取り出した木を一枚の板に加工した自然素材です。
無垢材は特定の木材を指すわけではありません。
フローリングによく使われるのが
パイン・スギ・ヒノキ・チェスナット(クリ)・オークの木です。
切り出したままの木材なので、品質にばらつきがありますが、
ひとつひとつの木材の表情に味があります。
調湿作用や経年劣化も特徴のひとつです。
デメリットとしては、隙間や反りができる事もあります。
傷がつきやすく、水滴や油も注意しなければいけません。
しかし経年劣化やお手入れをする事により愛着が増し、
無垢床のサラっとした感じはとっても心地よいですよ!
複合(合板)フローリングとは、
複数の板を接着剤で張り合わせてある床材の事です。
重ねた合板の上にはプリントシートなどの化粧材や
木をスライスした突き板を張り付けたものがあります。
化粧材の種類としては、、、
■挽き板…木材(無垢)を2~3㎜程にのこりぎで挽いたものを張り付けたもの
無垢そのものの風合いがあり、かつお手入れがしやすい。
■突き板…木材(無垢)を0.3㎜程にスライスした化粧材
素材感では挽き板に劣りますが、挽き板と比較するとリーズナブル。
木の特徴によるので、色々な種類があり、値段も高め。
■特殊シート…木目を印刷したシート貼りです。シートの素材は樹脂や紙です。
石目調やいろいろなデザインがあります。光沢のあるものやマットなもの
キャスターや水まわりに強いものなどもあり、用途に応じて取り入れるのも
良いですね。
挽き板のフローリングは、無垢の良い所と複合の良い所が合わさった感じも
しますが、同じように木の種類によって値段が様々です。
無垢の床も木の種類によって、かたい・やわらかいなど
木の特徴によって値段がピンからキリまであります。
大切なことは『どのような部分を重視するか』
床は素足で歩くか?汚れやシミは味と思えるかどうか?
ツルツルが良いか?マットが良いか?
ペット対応かどうか?
床材にはそれぞれに特徴があるので、それを理解して
我が家に合った床材を選ぶ事が大切ですね。