猛暑の中、
順調に現場が進んでおります(^^)/
外壁の左官工事の様子です。
外壁材は、お家の外観のイメージを大きく左右するので、
家づくりを検討中の方は悩まれている方も多いのではないかと思います。
こちらの現場では、自然素材の外壁材『そとん壁』を
採用して頂きました。
塗り壁で、左官工事になります。この外壁材は
施工にすごく手間がかかるので、とっても大変なのですが
風合いと質感ある素材で、それを手仕事によって仕上げていく事で
もたらされる何とも言えない美しさがあります。
波型のラス網によくからまるように、しっかりと抑えて塗ります。
平らに塗り均していきます。
自然素材の塗り壁材は、施工時の気象条件もとても重要です。
施工中や施工後の降雨や気温に左右されます。
素材の成分が表面に滲み出て白い花が咲いたような状態、
「白華現象」というものがおきてしまいます。
雨が少しでも降ったら即中止!!と現場監督の指示でしたが、
雨も降らず、好天に恵まれて白華のリスクは最小限に抑えることができました。
下塗り過程が終了したら、養生期間を経て上塗りにすすみます。
下塗り材の上に、上塗り材を塗り広げ均していきます。
出隅や入隅も丁寧に整えていきます。
その後、仕上げ工程です。
仕上げ用のかきおとし器(剣山のようなもの)でガリガリと
模様をつけていきます。
たくさんかき落とされています~
外壁を塗りなれた熟練された技術がある左官屋さんでないと施工は難しい素材です。
かき落とし終了!風合いが増し増しでとても美しく仕上がりました!
サイディングのように継ぎ目がないので見た目にもとても美しい仕上がりです。
長く愛着を持ってお付き合いできる外壁材です!