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2020年8月31日月曜日
最近の家づくりスタイル ◇呉市 東広島市 注文住宅
2020年8月26日水曜日
高台の住宅密集地の家~地域の暮らしを楽しむ住まいのアイデア~
広島市東区の高台の住宅地。坂の上の角地にH様家族の家は建っています。天気の良い日は、遠くの春日野団地や三滝辺りまで望むことができ、眼下には広島市街が広がります。ここはかつてH様の祖父母が住んでいた土地で、H様にとって子どもの頃から馴染みのある場所。祖父が亡くなり祖母がH様の父母と暮らすことになったため、この土地を譲り受けました。
北東は坂道の道路に囲まれ、南西は隣家に接しているこの敷地は、当初、木造2階建ての古い家が建っていました。この団地は古く、地層が岩盤のため地下水位もなくしっかりとした地盤でした。しかし、広島県の崖条例に該当する擁壁の高さが2mを超えていたため、鋼製杭を1.0m~3.5mまで19本施工。団地内特有の道路と敷地の高低差を玄関エントランスで調整し解消しました。
南に隣家があるからといって、日当たりを諦めてしまうことはありません。敷地に少しでも差し込む太陽の光があれば、それを確実に部屋の中に取り入れる工夫をします。この家は南と西の二面に隣家が迫り、道路に接する北側と東側にもお向かいに家が建ち並んでいました。周囲から家の中が丸見えになっては困るので、どの方向にも大きな窓を開くことができません。
そこで南側の隣家の屋根越しと西側の家と家の隙間から見込める太陽の光を取り入れるため、1階・2階の南側に大きな窓を設け、木製の縦ルーバーでお隣からの視線を遮りました。ルーバーは光が十分に入るように角度が調整されています。さらに2階に取り込んだ光は、吹き抜け(格子床)を介して1階にも届き、ダイニングの床には格子状の光と影がふんわりと落ちるのです。
「やさしい光」がこの家のテーマ。周囲の家の高さや日照角度のデータを集めて窓の位置を決めたそうです。採光はこのルーバー越しの光と、各所に設けた横長のハイサイド窓が中心。強い直射日光よりも、たくさんの窓から少しずつ光を入れています。周囲の家からの視線が気にならないため、この家ではどの窓にもカーテンをつけていません。
生活感を感じさせないアーチ型の垂れ壁
ダイニングの奥の洗面室やバスルーム、トイレといったプライベートスペース。すぐそばの手前の壁には食器棚を置いたこともあり、ダイニングにいても隣の水回り空間を感じさせないように、かわいいアーチ型の垂れ壁で入り口をつくりました。こうすることで、水回り空間を扉で閉ざしてしまうことなく、壁の向こうの雑多な生活感をLDKにもちこまないことに成功しています。
日当たりに加えて、風通しもほしいものの1つ。風通しの良い家をつくるには、風の通り道を考えることが重要だと覚えておきましょう。風の吹いてくる方向に入り口の窓を設け、風が外へ抜ける出口の窓も忘れないようにします。さらに出口までスムーズに風が流れるように通り道も計画します。
この家は高台にあるため、南南西から風が吹き上がる形で入ってくるため、その風を通すための計算をした上で北東に外開きの窓を設けています。
日当たり・風通しに続いて、大事な窓の役割として「眺望」があります。日当たりや風通しのためだからといって、やみくもに窓を開けることはおすすめしません。わが家の南側はお隣の北側であることをお忘れなく。せっかく窓を設けても、お隣の室外機が置かれていたり、浴室やトイレの窓が並んでいることも少なくないからです。窓の計画では「外に何を見たいか」も大事なポイントなのです。
家づくりは“生涯コスト”で考える ◇呉市 東広島市 注文住宅 スーパーウォール工法
短い夏休みも終わり、子供たちも学校がはじまりましたね。
あっという間に9月。
今頃のことを季節の呼び方で「処暑(しょしょ)」といい
夏の終わりを意味するそうですが、、、
連日の猛暑日、真夏日、熱帯夜。
まだ秋を感じられません・・・>_<)💧
陽が落ちてもまだ湿気があり、蒸し暑く感じますね。
地球温暖化の問題から
日本でも省エネの取り組みが求められています。
住まいにおいては、2020年にすべての新築住宅に
省エネ基準の適合が義務化される予定でしたが、
現在の省エネ基準の適合率が低いことや消費税増税による
購入者の負担増など、、、様々な問題を考慮し
義務化は見送られました。
残念です。。。😢😢😢
とはいえ、住宅の省エネ化は必須!!
国交省は省エネ基準の適合可否を
設計時に施主に説明することを義務化する制度を創設。
説明義務という事ですが、、、
お施主様の省エネ住宅への意識を高めてもらおう!
という考えですね。
気密をどう考えているか、どんな断熱を使っているか?
断熱材は正しく施工されているか?
エネルギーの消費について、創り方、使い方、
設備機器との取り合い、換気計画など。
これからは省エネ性の高い住宅が主流になると思います。
高橋工務店としても、
お施主様が知識を身につけて、選択できる知恵をもってほしい
と思っております!
高気密・高断熱住宅にした場合に建築費が
上がってしまい、二の足を踏む人も多いかもしれません。
でも考えてみて下さい。
冷暖房効率が上がることで光熱費が削減でき、
快適性も得られ健康面にもメリットになります。
光熱費が安い事がどれほど重要か!
年数を重ねるごとに差は大きくなります。
温度差による健康リスクを減らせる他、
結露の抑制により住宅をよい状態で維持する事ができれば
メンテナンス費用の軽減にもつながるなど
メリットなども大きいです。
家が完成してしまえば見えないけれど
住まいの性能を左右する重要なもの。
やり直しが効かない部分になるので、
「断熱」「気密」「省エネ」は
建てる前にしっかりと考えたいポイントです!!!
2020年8月21日金曜日
わが町のゆるきゃら呉氏 ◇呉氏 呉市 クレ 注文住宅 マイホーム
残暑お見舞い申し上げます。
夏はまだまだ💦💦💦危険な暑さが続いています。
連日増え続ける気温上昇とコロナ感染者数・・・
げっそりするニュースばかりです。
この暑さは危険すぎます。
こまめに水分をとって、扇風機やエアコンを活用しましょう!
エアコンは気温を下げるだけでなく、湿度も下げますので、
超優良家電です!!
窓から入ってくる自然の風で、季節を体感できる日本ですが、
窓からの風で快適さを感じられるのは、
年間を通しても少ないのではないでしょうか?
「風通し」にとらわれず、気温・湿度を気にしながら
過ごしましょう。
高橋工務店のある呉市では
ファンキーなゆるきゃら『呉氏』をよく見かけます。
もうすっかり有名ですよね😄
おやつ💜
熱中症対策とコロナ感染予防対策を万全にして
今年のいつもと違う夏を乗り切りましょう!!💨💨💨💨💨
2020年8月20日木曜日
温暖な 瀬戸内の 気候を生かす~地域の暮らしを楽しむ住まいのアイデア~
海に浮かぶ牡蠣いかだ、生産量日本一を誇るレモン、良質なお酒…。
広島には全国に誇る素晴らしい特産品がたくさんあります。
このような特産品の多くは、
広島の瀬戸内式気候によるものが多いのではないでしょうか。
年間平均気温は15℃から18℃と年間を通して暖かく、
年間日照時間が長く、年間降水量も少ない上、
夏は四国山地、冬は中国山地が季節風を遮り空気が乾燥しています。
その気候が柑橘類やブドウといったフルーツの栽培や、
牡蠣の養殖に生かされているのです。
反面、夏は瀬戸内海を囲む山々が風を遮り「夏夕凪」という現象が現れます。
夏の夕方にパタと風が止まり、蒸し暑さを感じさせる瀬戸内特有の気候です。
もっともこの夕凪が世界に誇れる美しい夕焼けを演出しているのですが…。
温暖な瀬戸内の気候は冬は暖かく、夏は蒸し暑い。
家づくりをする上で必要なのは、夏は明るさを残しながら日差しを遮り、
冬は日差しをたっぷり取り込むこと。
これによって過ごしやすい環境になります。
瀬戸内の気候を生かした家づくりを行う上で、
最も大切なことは風と太陽と友達になること。
この暖かな日差しと風を室内に取り込むことです。
そのために季節や時間帯によって変化する
瀬戸内の日差しと風の動きをよく知り、
家に招き入れるための設計をしていきましょう。
その反面、強い紫外線などの影響で、建物の痛みが進みやすいことも確か。
潮風も考慮して家のアンチエイジングをしっかり行い、
外壁色に濃い色を選ぶときには断熱材をよく検討する必要があります。
屋根はサビの少ない釉薬瓦を選ぶなど塩害対策も必要。
こうした工夫によって温暖な瀬戸内の気候を生かすことができるのです。
2020年8月12日水曜日
ただいま進行中~♪◇呉市 工務店 高性能住宅
呉市の川尻の現場の進捗状況です☆
この現場は海が目の前でとっても景色が良いんです~
基礎工事が順調にすすんでおり、いよいよ配筋検査を迎えました。
第三者機関より来て頂いた、検査員の方がチェックしています。
配筋検査とは、瑕疵保険に必要な検査の一つで、
鉄筋が構造計算に基づいた図面の通りに配置されているか、
鉄筋の種類や立ち上りの位置、鉄筋の間隔などを確認します。
配筋は基礎の耐久性や強度への影響が大きいのでとても重要です。