家づくりは自分でなんでも選べる!
といったら言い過ぎですが、
たくさんのものから決めなければならず、
それぞれの部位や建材に対しての特徴(長所・短所)を
知らないと
こんなはずじゃなかった・・・となりかねません。
色々勉強せねば!!
例えば外壁。
外観はイメージを左右するので悩ましいところですね。
こちらの現場は外壁に自然素材を使用しています。
『そとん壁』高千穂シラスの自然素材100%の外壁です。
自然素材の塗り壁というと漆喰を思い浮かべる方も多いと思いますが、
そとん壁はそれより長持ちすると言われ
ゴツゴツとした風合いが魅力的な外壁材です。
そとん壁は、劣化による色落ちや壁そのものの痛みも
気にせず本物ならではの優れた質感をキープ!
左官職人さんの腕が光る、意匠性の高い素材でもあります。
自然素材… ちょっと高そう。そう思いますよね。
コストの面で選択しない場合は多いと思います。
しかし、メンテナンスについて考えると
とても耐久性が高いと言えます。
自然素材は将来にわたり、メンテナンスが効きます。
数年たって同じもの、似たようなものが手に入り
傷んだ部分だけをメンテナンスする事が出来ます。
現在幅広く使用されている窯業系のサイディングは
数年でデザインが廃盤になり、同じものは手にはいりません。
またサイディングの継ぎ目に打つ目地は10年前後に
交換が必要になります。
外壁の工事は足場も組むので、大掛かりな工事になります。
建てるときのイニシャルコストも大事ですが、
メンテナンスまで考えた生涯コストを考えると
そとん壁のような自然素材系の外壁もメリットが
あるのではないでしょうか ^^