11月4日(土)に福山市で行われた、
応急仮設住宅の施工実技研修会に参加しました。
全国木造建設事業協会(全木協)と広島県工務店協会との取り組みです。
応急仮設住宅は、災害によって住居を失った人々に対して、
一次的に住む場所を提供するための仮設住宅です。
被災者が自力で住居を確保する事ができない場合に
国や自治体が提供する事があり、避難所の被害者が早急に入居できるように
速やかに建設を行う事が求められます。
広島県東部(福山付近)で災害などで建築が必要になった場合、
実際に地元工務店の方々が活躍しますのでその方々に向けての講習です。
今回は、福山の大畑建設様の土地をお借りして行われました。
実際に9坪の住宅を建てて行きます。
朝礼からはじまり、今回の研修会についての説明と、図面をもとに
研修の進め方及び注意事項など、座学を行い建設スタートです。
工務店協会、建設労働組合の方々、約20名程の大工メンバーを振り分け作業を
進めて行きます。
一般住宅の建設はコンクリート基礎になりますが、応急仮設住宅の基礎は
解体時に全て撤去する目的から一般的に行われるのが木杭基礎となります。
記念撮影後、解体し更地に戻して研修終了です。
今回の研修でしっかりと応急仮設住宅の建設について学んでまいりました。
いつどんな災害が起こるか分かりません。
平時の時から、地域工務店の連携や、今回のような実技を通しての
意思統一やコミュニケーションが大切になってくるかと思います。
今回、尾道市や福山市、広島県庁の職員さんもご見学に来られました。
もし緊急時に建設等必要になった場合、地域の工務店さんが主体となり
遅延なく、応急仮設住宅の建設ができるよう備えができたと思います。
今回の研修にご参加された皆様、お疲れさまでした!
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